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論文

温州ミカンの放射線保蔵に関する研究,2; 電子線照射したミカンの表面線量分布と線量均一性

渡辺 宏; 橘 宏行; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

日本食品工業学会誌, 24(1), p.31 - 36, 1977/01

電子線照射による殺菌効果やミカンの生理的変化を理解するための基礎として、照射したミカン表面の線量分布をCTAを用いて測定し、さらにミカン表面を均一に照射するための条件について検討した。電子線のエネルギーが高い程、ミカン赤道の線量は増加した。これは反転することにより両面から同線量照射したためであるが、0.5MeV以下のエネルギーではこの線量増加はみられなかった。表面線量分布に与える散乱線の影響は0.2MeVで照射した場合に観察されたが散乱線の寄与はあまり大きくなく、線量均一性に最も大きく影響する要因は、電子線のミカンへの入射角度であった。コンベア上の照射領域全体を考えると、試料全体の線量均一性は、空間線量分布と電子線の入射角度によって最も影響された。これらの結果を含め、ミカンを大量に照射する場合の線量均一性に関係する諸条件について考察した。

論文

電子線照射におけるミカンの表面線量分布

渡辺 宏; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

食品照射, 10(1-2), p.68 - 74, 1975/02

電子線によってミカンの表面を均一に照射するための方法として、今回はコンベアによる反転照射方法について特にミカン表面の線量分布を測定した。1.5MeVで照射した場合にはミカンの果頂部や果梗部に比べて、赤道部の線量が高く、これは0.9MeVの場合にも同じ傾向がみられた。しかし0.5MeV以下のエネルギーではこの現象はみられなかった。これはエネルギーを下げた場合の電子線の透過性の低下と散乱線の寄与によるものと考えられる。一方、コンベア中心部に置いたミカンに比べて、コンベアの両端部でのミカンは表面線量の均一性が著しく低下した。すなわち、コンベア中心に近い赤道部の線量が高く、反対側の赤道部では低くなった。このことは加速器の構造から推定される電子線の降下角度よりも大きな角度で斜め入射してくる電子線の影響であると考えられる。

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